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持続可能なエネルギー需給を考える特別研究会(2012〜2018年度)※
エネルギーシステムインテグレーション研究会(RC-82) 主旨
地球温暖化問題やエネルギー資源枯渇への対策としての持続的エネルギー需給の実現、東日本大震災後の我が国のエネルギー需給に関する様々な議論が行われる中、従来型の大容量集中発電と再生可能エネルギー等の分散型電源、さらには蓄電池や電気自動車などの需要端の電力貯蔵機能などの新しい需給技術要素を取り入れた、将来のエネルギー需給に関する検討、研究のニーズが高まっている。
出力の変動する風力、太陽光発電の導入の大量導入が先行した欧州では、電力システムの需給調整力確保の課題が顕在化し、将来の「スマートグリッド」に加え、既存および新設可能な火力、水力、揚水の最大活用、電力システムの運用を含めた総合的な対応策の検討が行われている。我が国でも複数の電力システムの一体運用による再生可能エネルギー発電の導入量拡大の検討も行われている。 本研究会では、需要、供給の新しい技術要素、集中システムと分散システムの協調、再生可能エネルギーの出力変動特性、安定供給、経済性、環境性、安全性などの指標のもとでのエネルギー需給のベストミックスなどをキーワードに、日本を中心とした新しいエネルギー需給システムの運用・設備形成の両面を、シミュレーション解析を含めて具体的に議論・検討する活動を進めていきます。欧米における先進事例や国内外の研究状況に関する情報を共有し、我が国における新しいエネルギー需給システムの在り方について議論を深めたいと思います。 代表幹事
幹事
連絡先
※特別研究会とは
特別研究会は、東京大学生産技術研究所を中心とする大学教員(または教員グループ)が主宰し、特定のテーマについて産業界との共同研究の企画や調査を通じ、大学と産業界とのより深化した研究連携を行うものです。
企業・団体・個人の方々は、ご関心のあるテーマについての特別研究会の活動に参加することができます。 特別研究会の運営は、画一的なものではなく、それぞれの特別研究会に相応しい独自の方式で行われます。
特別研究会は、
♦ 技術・市場動向調査 ♦ 最新の研究成果・技術の産学相互の情報交換 ♦ 研究開発課題の探査および設定 ♦ 共同調査を通じた共同研究の企画 など幅広い活動をしています。
この特別研究会での議論や調査成果に基づいて、より具体的な契約型の共同研究に発展させることも念頭においています。
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